栄養科の紹介
栄養科では、お体の状態に合った安全で心温まる食事を患者様に提供するために日々努力をしています。さらに、患者様の栄養状態の確認や、ご自宅でも食事療法ができるよう、一人一人の生活に合わせた栄養相談をおこなっています。
栄養科 基本方針
1.おいしく安全な食事の提供を目指します。
2.患者様の疾病に適した食事の提供を目指します。
3.患者様の食生活を配慮し、効果的な栄養指導を目指します。
4.地域の疾病予防へ積極的に取り組みます。
入院中のお食事
当院は、おいしく安全な食事を提供するために、平成28年7月に『ニュークックチルシステム』という新しいシステムを導入しました。
調理加熱した食材(75℃以上)を急速に冷却し、90分以内にチルド状態(0~3℃)にし、チルド保存します。チルド保存された食材を冷たいまま盛り付けし、IH保冷再加熱カートを使用して設定時間になれば自動的に温菜が加熱(75℃以上)され、冷菜は3℃以下に保たれた状態で仕上げることができます。
食事の種類
入院中の食事は医師の指示により、年齢、病態、病状などを考慮して決められています。病院の食事は「一般食」と「特別治療食」があります。
一般食は特別な制限のない食事で、流動食、3分粥、5分粥、7分粥、全粥、常食、嚥下調整食(ミキサー食、極きざみ食、ムース食)があります。
特別治療食は制限のある食事です。院内は、エネルギーコントロール食、塩分制限食、蛋白コントロール食、脂質コントロール食、肝臓食、貧血食、低残渣食、潰瘍・胃腸切除食、注腸食があります。
食事形態について
咀嚼・嚥下機能に合わせて提供します。
常菜
ムース
行事食の紹介
一口大
極きざみ
きざみ
ミキサー
ご入院中、お食事を楽しんでいただけるよう、毎月行事食を用意し、行事食カードを添えてお出ししています。
2月 初午
3月 ひなまつり
2月 節分
2月 バレンタイン
入院・外来栄養相談
食事療法は病気を治療する上で大切な治療法の一つです。
医師の指示に基づいて、管理栄養士が食事をどうしたらよいか、具体的にわかりやすくアドバイスを行っています。
栄養相談をご希望の患者様は、主治医にご相談ください。
≪無料栄養相談≫
管理栄養士による無料栄養相談を随時行っております。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病のお食事について、また、食欲不振、ダイエット、最近話題の食品についてなどお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
栄養科だより
毎月1回、「栄養科だより」を発行しています。健康増進のための情報などを取り入れております。
各病棟に掲示してありますので、ぜひご覧ください。